在宅勤務のプログラマは、どうやって仕事(開発案件)を探しているのか。開発の分野にもよるのでしょうが、私のようにクライアント側の開発が中心だと何らかの形で「募集」をかけている企業に応募する形になるでしょう。 ネットで在宅の開発案件を探す人脈のある在宅プログラマなら、どこからともなく(?)仕事が流れてくるのでしょうが、私のような零細プログラマの場合はとにかく「在宅勤務のフリーランサー募集」を探して応募することになります。 私が良く見るのが、SOHOビレッジなど在宅勤務(SOHO)のための募集掲示板ですね。ここで各種プログラム開発やWeb制作の案件があると、内容を検討した上で応募するわけです。 また、サーチエンジンで外部委託スタッフを募集しているソフト開発関連の会社を探して応募することもあります。 最近では「クラウド」系の募集サイトで小規模案件の募集記事が増えてきました。ただ、クラウド案件は単価が安い上に競争が激しいので本業として取り組む場合は、ある程度まとめて受注できるよう交渉した方が良いかもしれません。 提示される報酬(開発費)は意外に高いと思うこともありますが、業務委託の報酬には経費や開発以外の連絡/事務業務の対価も含まれる点に注意しましょう。またこちらから見積もりを出す場合も、打ち合わせや連絡も含めた経費/負担のことを忘れずに。 案件に応募しても受注できる可能性は高くないさて、ネット上でプログラマ向けの案件を見つけて応募すると、いよいよ受注に向けた交渉(他の応募者との競争)が始まります。募集する企業が何を求めているのか、どんなシステム/アプリを開発したいのか、慎重に読み取って「私なら、この案件に対応できます」「仕様で詳細が決まっていない部分、あるいは追加機能としてこんなこともできます」とアピールしましょう。 既に似たようなプログラムを開発した経験があれば、「実績」としてアピールできるので圧倒的に有利になりますね。その意味でも、普段から仕事に限らず色々なプログラムを開発して自分の「適用範囲」を広げておきたいところです。 ただ、競争が激しかったり私の場合は「いなか」に住んでいて打ち合わせに制約があったりして、なかなか受注には結びつかないのが現実。数ヶ月ほとんど在宅勤務の仕事がない、なんてことはよくあります……。 これから在宅プログラマになりたい、という方は、まずアルバイトでもよいからソフト開発やWeb制作の業界にもぐりこんで「人脈」を築くことを考えた方がよいかもしれませんよ。私のような貧乏暇あり(仕事なし)生活を送りたくなければ…… |